白鳥とトンボに学んだ新しい省エネエアコン!ちょっとの工夫で涼しい節電

エアコンの節電熱い夏場には必須のエアコン。
家庭全体の消費電力の内、25%をエアコンが使っていると言われています。
省エネ実現のため、エアコンを作る側も使う側も、様々な工夫をこらしています。

エアコンの国内シェア2位を誇るダイキンは、室外機のプロペラをより効率的なものにすることに成功しました。
より少ない電力で効率的に回転させるコツは、白鳥の動きを真似ることでした。

白鳥は湖や池などの水面から体を浮かせて、空へとはばたきます。白鳥は気流をうまくつかみ、うまく力に変えて飛んでいると思われます。そのメカニズムを室外機のプロペラに応用しました。
白鳥の飛行を支えているのは、翼の後ろの部分。ダイキンの開発部門は、プロペラをその部分と同じ角度にしました。

結果、消費電力はマイナス15%に。
効率的なしくみを開発することに成功しました。
エアコンの国内シェア5位のシャープが改良したのは、エアコンの中にある送風ファンでした。エアコンがつくった空気を室内に送る役目を担っています。
送風ファンは、今まで航空高額に基いて設計されていました。しかし、これ以上の効率化は望めないと考えられていました。

しかし、研究を続けた結果、トンボの羽の構造が、効率化のヒントになりました。
トンボの羽は一件まっすぐに見えますが、その表面には複雑なおうとつがあります。ここに風があたると、へこんごところに小さな空気の渦ができ、風の流れを早くしていることが分かりました。
ギザギザの形は効率が悪い、と考えていた開発部門の人たちには目からうろこの発見でした。

50回以上の試作を続け、効率的な送風ファンの開発に成功しました。
従来のものよりも30%電力使用を抑えることができます。

さて、エアコンを使う側の工夫としては、扇風機と凍ったペットボトルの併用が効果的です。
エアコンが出す空気は部屋の下に流れるため、そこに扇風機を置いて冷たい空気をまんべんなく部屋中に拡散します。また、その扇風機の前に凍らしたペットボトルを置くことで、より涼しい環境を作ることができます。

フィルターの掃除も、一見地味ですが大切なことです。月に1回程度の頻度でもいいので、しっかりと掃除しましょう。
エアコンから取り外したら、水につける前に掃除機でほこりを吸い取ります。それが終わったら、使用済みの歯ブラシなどを使って水洗いしましょう。
エアコンの掃除、放置したままの人も多いのではないでしょうか。

エアコンの温度を1℃上げれば、電力使用を10%減らせるとも言われています。
無理のない節電で、環境にも財布にも優しいエコを心がけましょう。

 

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