窓にはめるだけでOK!光を通して熱は反射させる、最新型の窓ガラス!

エコガラス夏の必須アイテム、エアコン。
夏の消費電力の半分はエアコンが原因だと言われています。
とはいえ、震災以降節電が求められている中、最小限の運転で夏を乗り越えたいものです。

扇風機を使って涼しい風を拡散する、という方法も有名ですが、部屋の中に熱を入れないようにするのも大事です。
それを手助けするのが、遮熱ガラスです。

日本建材・住宅設備産業協会は、「夏の日中、冷房を使っている間に窓から熱が入ってくる割合は全体の73%だ」という調査結果を発表しています。
屋根11%、外壁7%という数字と比べると、非常に高いです。

太陽光を反射し、軽減させるためには、熱線反射ガラスが有効でした。鏡のように太陽光を反射して部屋に入れないことから、ミラーガラスとも呼ばれます。
東南アジアや中東などで多く使われています。

光を反射するため熱が部屋に入りにくくなるのですが、その分部屋は暗くなってしまうという欠点がありました。窓からの光を重要視するオフィスや商業施設では、遮熱のレベルを下げざるを得ませんでした。

遮熱と採光を両立させたい。
そうした声を実現したのが、エコガラスです。
エコガラスとは、旭硝子、日本板硝子、セントラル硝子といいた国内大手の3社が製造している、「Low-E複層硝子」というものの呼び名です。low-EはLow Emissivityの略で、「低放射」を意味しています。
エコガラスの呼び名は三社それぞれで異なっており、旭硝子は「サンバランス」、日本板硝子は「ペアマルチレイボーグ」、セントラル硝子は「ペアレックスツインガード」という製品名です。

エコガラス自体は以前から製造、販売されていましたが、日本ではあまり普及していませんでした。欧米では、省エネの基準があり、その基準を満たしたガラスの使用が義務づけられているため、一般的でした。
福島第一原発事故による節電意識や、住宅版エコポイントの付与により、日本でも導入の気運が高まりました。
住宅版エコポイントは2009年末から実施され、そこから徐々に購入は増えていました。その後、東日本大震災受けて需要は急増し、2011年7月には、前年の同じ月の2倍の売り上げを果たしたとのことです。

板硝子協会の調べによると、新築一戸建てのエコガラスの普及率はすでに50%を超えており、すでに建っている住宅やマンションでの導入も増えていってるとのことです。
ただはめるだけでいい、という手軽さが支持を得ているようです。
同じように手軽なエコとしては、太陽光発電も人気です。屋根に設置したら、あとはほとんどメンテナンスをする必要がありません。
導入するだけのエコなら、無理せずに長続きできますね。

次回は、エコガラスの具体的な性能と仕組みについて、解説します。

 

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