電気自動車が家庭の電源に!電気代を減らし、緊急時のバックアップにも。

電気自動車日産が、2012年6月中旬から、「LEAF to Home」というサービスを始めます。LEAF to Homeとは、専用のEVパワーステーションを設置することによって、電気自動車のリーフが貯めている電気を、家庭の電源として使えるサービスのことです。

今、様々な省エネサービスをまとめたスマートハウスが注目されつつあります。LEAF to homeは、スマートハウスの後押しになりそうなサービスです。

日産は、LEAF to Homeを導入することで、以下の4つのメリットがあると述べています。

1.電力需要のピークを緩和することができる。
電気が最も使われるのは、お昼から夕方にかけてです。EVパワーステーションで夜の間にリーフを充電し、昼間にリーフを運転したり、家庭用の電源として使うことで、電力需要のピークを緩和させることができます。また、東京電力は「ピークシフト」というプランを用意していて、これは13時から16時までの電気料金が割高になる代わりに、夜間の電気料金が安くなるというものです。こうした電力会社のプランと併用すれば、LEAF to Homeで電気代の節約も実現できます。

2.リーフをバックアップ用の電源として活用することができる。
リーフは、一般家庭2日分の消費電力に当たる、24kWhを充電することができます。緊急時の家庭用電力としても、活躍してくれそうです。

3.充電時間の短縮。
EVパワーステーションを使わず、リーフ標準装備のケーブルで充電しようとすると、フル充電に約8時間かかります。しかし、EVパワーステーションを使うと、最大で従来の2倍の速度、4時間で充電することができます。
さらに、電力会社と契約アンペアを設定すれば、家庭で使われている消費電力をリアルタイムでモニターし、充電可能な電力を、自動的にリーフに送ります。

4.1年間で約5万円の電気代節約。
電力会社の夜間プランと併用すれば、電気代が抑えられる、というのは上で少し触れましたが、日産の計算によると、節約できる電気料金は、1年間で52700円にもなります。また、夜間で貯めた電力を昼間に使うことで、太陽光発電で作った電力を、より多く売電に回す、ということも可能になります。このように、さまざまなサービスを連動させて、エコや節約を実現させる家を、スマートハウスと言います。支出を下げて、収入を上げることができるのが、スマートハウスの利点です。

EVパワーステーションは、6月中旬に発売開始です。
エコタウンがコンセプトの横浜市の戸建分譲団地、『リストガーデンダイヤモンドパーク』では、すでにLEAF to homeが導入されています。
電気自動車だけでなく、電気自動車を支える環境もよりよいものになってきています。
電気自動車の敷居は、今後もっと下がっていくことでしょう。

 

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